【過去イベントレビュー】 JBC2016決勝大会

2016年11月6日、HUMAN BEATBOXの日本一を決めるJapanBeatbox Championship(以下、JBC)2016決勝大会が執り行われた。


2010年から開催を続けてきたJBCは今年で7年目を迎え、仙台、福岡、大阪、東京と4都市で開催された地方予選を突破した精鋭達が決勝大会に集結。
従来のソロバトル、昨年から始まった女性限定のフィメールバトルの他、2on2で勝敗を決めるタッグバトルも導入されビートボックスの新しい形を提案した。

 

決勝戦最初の試合は女性限定のフィメールバトル。その舞台に上がったのは共に昨年準決勝で涙を飲んだSHIORI vs KIYOZOの2人。
その風貌からは想像もつかないSHIORIの低音も会場を沸かせたが、粒の揃ったアタック音と抜群の安定感を見せつけたKIYOZOが審査員の好評価を得て見事優勝。二代目女王として日本チャンピオンの座に輝いた。

今回初導入となったタッグバトルは準決勝からソロバトル以上の盛り上がりを見せた。
決勝へと駒を進めたのは、エスニック要素を取り入れた独特の世界観を持つSound Asklepiosと、抜群のスキルで東京予選から圧巻のパフォーマンスを見せたiLLDEM。
甲乙付け難い試合は爆発力を見せたiLLDEMが審査員の心を掴み、初代タッグチャンピオンの称号を手にした。

ソロバトルの決勝は、BATACO vs TATSUAKIのカード。
昨年準優勝のBATACOと昨年BEST4のTATSUAKIが今大会最後のステージで雌雄を決した。
スキルだけでなく、プライドとプライドがぶつかり合ったバトルはJBC史上に残ると言っても過言ではない名勝負となった。
ジャッジメントの4名も判定に頭を抱えたが、勝敗は僅差でTATSUAKIに軍配が上がった。これでTATSUAKIはiLLDEMのタッグに続きJBC史上初の2冠を達成。新日本チャンピオンとして今後の活躍が期待される。
今年は台湾で開催されたAsia Beatbox Championshipが地方予選と同日開催になる等の要因で参加人数の減少も懸念されたが、それでもエントリー人数は昨年とほぼ同数、入場者数は昨年よりも増加し、更なるシーンの成長を感じさせる結果となった。

映像配信の部分でも新しい試みが行われた。
決勝大会だけではなく、地方予選からAbemaTVによる独占生中継が配信され、総計約8万人の視聴を記録。決勝大会の視聴数は17万人を突破し注目の高さを伺わせた。
ジャッジメントにはアメリカ、フランスから世界を代表するビートボクサーが2名、MC界から晋平太、そしてDA PUMPのKENZOを招き、シーンの垣根を越えたトッププレイヤーが集結。
エントランスの物販コーナーでは今年から3アイテムの新グッズを取り揃え、その隣には昨年好評だったマイクブースも展開。バトルが行われていない時間も会場内は常に活気で賑わった。

これで7月の地方予選から始まったJBC2016の全日程が終了し、今年のチャンピオンはソロバトルTATSUAKI、タッグバトルiLLDEM、フィメールバトルKIYOZOという結果で幕を閉じた。
想像を超えた激戦の連続に、他業界の来場客からも絶賛の声が多数寄せられた。まだまだ新しい可能性を感じさせてくれたビートボックスシーンの広がりを、今後も大きく期待していきたい。


開催日:2016.11.6(SAN)
会場:品川ステラボール
住所:東京都港区高輪4-10-30
電話: 03-3440-1111
予選受付 11:30
予選開始 12:30
OPEN:15:00
START:15:30
エントリー費:¥3,500
前売り¥3000
当日¥3500

【JUDGE】
NaPoM (USA)
WAWAD (FRANCE)
晋平太 (MC)
KENZO (DA PUMP)
【DJ】
HIROKING
IKU
KOHTA
【MC】
KENSAKU
SWAT