7月16日、名古屋でビートボックスシーンにまた新しい1ページが刻まれた。
ヒューマンビートボックスの日本一を決める公式大会 JapanBeatboxChampionship(以下、JBC)
開催8年目を迎える今年からは北海道予選、沖縄予選、そして中部予選が加わり、八事サウンドノートで初代中部チャンピオンを決める予選会が執り行われた。
地元中部のプレイヤーを中心に関東、北陸、関西、四国など、中部予選の「頂点」を獲りにきた猛者達が名古屋に集結。
一次審査からBEAT8戦まで3度の関門をくぐり抜け、T2、油揚げ、ZeBenda、momimaruが堂々の4強に入った。
決勝戦では関東から乗り込んできた油揚げと、ここまで涙を飲んでいった中部プレイヤーの気持ちも背負った岐阜のmomimaruが雌雄を決した。
それぞれの異なるスキルがぶつかりあった。Glitch Hopを取り入れた油揚げに対し、momimaruは4つ打ち主体のビートで応戦。頭を抱えたジャッジの2名はどちらともドローの札を出し、この日4度目の延長戦へ。
両者とも疲労困憊のはずだったが、momimaruは気概が一枚上だった。
「悪いな、中部はやれんのだわ」。そうステージ上で言い放った通り、延長戦でも動じずに己のスタイルを貫き通したmomimaruが、見事初代中部王座の栄冠を勝ち獲った!!
momimaruは2015年にJBCの決勝ステージに立って以来、2度目のファイリナリスト入りが決定。
昨年はあと一歩のところで決勝大会に上がれなかった悔しさを、今年は地元の予選大会で晴らす結果となった。
既に16枠のうち関東予選優勝者のTABERUNA、そしてmomimaruがCLUB CITTA’への駒を進め、残る枠は14席。
次回の地方予選は8月5日の東北予選。決戦地の仙台では一体誰が優勝の雄叫びを上げることになるのか?!
開催日:2017.7/16(SUN)
会場:八事サウンドノート
住所:愛知県名古屋市天白区八事山343
予選受付 13:00
予選開始 14:00
エントリー費:¥3,500
観戦:¥2500(1D込)
※チケットは当日券のみ
【優勝】
momimaru
【準優勝】
油揚げ
【BEST4】
T2
ZeBenda
【JUDGE】
妖怪うらに洗い
TATSUYA
【DJ】
EiON
WORD(AccordingSound、SounDrunker)
【MC】
孝太郎