Shimo-Renがソロ部門日本一に!【過去イベントレビュー】JBC2019決勝大会

半年にわたる戦いの末、令和初のヒューマンビートボックス日本チャンピオンが決定した。

HUMAN BEATBOXの日本一を決める国内唯一の公式大会、Japan Beatbox Championship(以下、JBC)2019。

今年は開催10周年という節目の年でもあり、日本チャンピオンの座を懸けて2019年6月から予選大会が行われた。

バトルコンテンツはソロ、タッグ、キッズの3部門。
会場の川崎Club CITTA’にはOPEN直後から多くのファンが詰めかけ、フロアでは熱のこもった参戦が続いた。

メインコンテンツであるトーナメントバトルはソロ部門のBEST16からスタート。

例年に比べオーディエンス票・ジャッジ票ともに判定が割れる試合が多く、延長戦で勝敗を決するバトルが続出した。

ハイレベルな試合展開の中、BEST4入りを果たしたのはYuichiとUTA。

Yuichiは昨年BEST4のSHiNJi、2015BEST4のMASAHIROに競り勝ち、大会を盛り上げた。

UTAも真に迫るバトルスタイルで多くの票を獲得。
初出場の決勝大会で大躍進を見せ、記録と記憶に残るパフォーマンスを披露した。

 -3度目の挑戦で悲願の頂点へ
ファイナルステージはKids Battleから戦いの火蓋が切って落とされた。

令和初のキッズチャンピオンを狙うのは、昨年もファイナリストとして決勝大会に参戦したToshiyaと、キッズ部門2年連続準優勝のDORE。

気合十分のToshiyaは先攻からDOREに立ち向かい、攻めの姿勢を切らさなかった。
この日の為に磨きをかけたスキルと、絶対に勝つという気持ちで常に”バトル”のスタイルを見せつけた。

対するDOREは落ち着きあるステージングの中にも闘志溢れるプレイで対抗。

場数を踏んだこれまでの経験を活かし、こなれたBEAT展開を見せて主導権を握った。

90秒の持ち時間を2本ずつ、お互い渾身のパフォーマンスが終了。
そして優勝決定の瞬間、JUDGEのハンズアップに選ばれたのはDORE!!

三度目の正直でDOREが遂に日本一を獲得。
令和初のキッズチャンピオンが、大人顔負けのバトルでClub CITTA’を熱くさせた。

 -JBC史上初の快挙達成!
既に世界クラスとも言われるほど熾烈な争いが繰り広げられるTag Battle。

2019の決勝戦には、昨年度王者のJo-Wsと、5年連続ファリナリストとして折紙付きの実力を誇るSound Asklepiosがステージに上がった。

両タッグとも別の切り口から演出する世界観に試合展開は一進一退。

オーディエンス票を決める陪審員3名の旗は全てドロー票に揚がり、審査員4名の票を入れた最終結果もドロー。優勝の行方は延長戦へもつれ込んだ。

エンドが変わりは先攻はSound Asklepios。

「聴く映画」をテーマをにした構成を崩すことなく、最後まで独特の世界観を貫いてオーディエンスを沸かせた。

後攻のJo-Wsは、持ち時間が変わった延長戦でも堂々としたステージングを披露。
60秒の中に確実なドロップを落とし込み、会場をコントロールした。

延長戦も審査は難航したが、半数以上の票を集め、優勝に輝いたのはJo-Ws!!

JBC10周年という歴史の中で連覇を達成したのはこれが史上初。
予選大会を突破するのも超難関のタッグ部門で、Jo-Wsがその快挙を成し遂げた。

 -ソロ部門二連覇の行方は
そしていよいよラストを飾るのはSolo Battleの決勝戦。

ディフェンディングチャンピオンのmomimaruと、2年ぶりにファイナリストとして返り咲き、破竹の勢いで勝ち進んだShimo-Renが決勝ステージで火花をぶつけた。

試合開始とともに、洗練された音色が会場を包み込む。

両者ともに磨き上げられたBEATは一級品。
momimaruは刻みとフィルターを自在に操り、対するShimo-Renは”リラックス”と制してからメロディアスな展開で勝負。異なるスタイルがぶつかり合った。

10周年を迎える記念すべき大会のファイナルジャッジ。

会場全体が見守る中、優勝決定の瞬間に手が挙がったのはShimo-Ren!!

前回王者のmomimaruに競り勝ち、令和初日本チャンピオンの称号を獲得。
出場を見送った2018年から育て続けてきた想いが、最高の舞台で花開いた。

 

今大会では各部門のバトルや審査員の豪華ショーケースの他、DJタイムのフロアやライブペイントブースも常に賑わいを見せた。

また、来場者には10周年記念となる大会特製パンフレットを配布。
過去9年のヒストリーから最新の生パフォーマンスまで、JBCの魅力をいかんなく楽しんでもらう仕掛けが施された。

Japan Beatbox Championship 2019は大盛況のうちに終了。

平成のビートボックスシーンを作り上げたJBCは、令和時代の新たな歴史を刻み幕を閉じた。

    

Japan Beatbox Championship2019
開催日:2019.12.28(SAT)
会場:川崎CLUB CITTA’
住所:神奈川県川崎市川崎区小川町 5-7
電話:044-246-8888
OPEN:14:00
START:14:50
前売り¥4,000
当日¥5,000
※それぞれ別途1D代

【WINNER】
SOLO:Shimo-Ren
KIDS:DORE
TAG:Jo-Ws

【JUDGE】
Reeps One(GBR)
MB14(FRA)
Twiggz
TEE

【DJ】
DJ HIROKING
DJ IKU
DJ BACK4

【MC】
KENSAKU