三代目総合チャンピオンはYUTA!【過去イベントレビュー】Grand Boost Championship vol.3

「BEATBOXに興味がある全ての人に選択肢を」をコンセプトとしたプロジェクトイベント”Boost”の、Grand Championshipが2019年6月22日(土)に札幌で開催された。

2015年から開催を続けたBoostは全国30都市、今大会でちょうど50回目の開催を迎え、今回のGrand Championshipをもって活動を休止することが発表されていた。

大会には年間ポイントランキングで上位30位以上に入っているランカーと当日エントリー者が参加。
北海道での開催にも関わらず道外からも多くの参加者が集まり、Boost最後の大会に花を添えた。

バトルコンテンツではまず当日予選を実施。

3名が本予選に進出し、そこに年間ランキング上位ランカーを加えてのパフォーマンスを行い決勝トーナメントに進む8名をピックアップした。

ハイレベルなパフォーマンスの中、見事本予選を通過したのは以下の8名。
(カッコ内の都道府県はレペゼン地域)

CöLoA(新潟県)
Ney Czar(福島県もしくは宮城県)
漣(北海道)
Hoguma(愛知県)
GASHI a.k.a 鉄(埼玉県もしくは新潟県)
YUTA(北海道)
JO(神奈川県)
Fuga(北海道)

決勝トーナメントはBEST8から激戦の連続。

当日予選を勝ち上がってきた漣は持ち前のパワーを惜しみなく発揮。僅差でYUTAに敗れたものの、大砲のようなBEATで会場を揺らした。

神奈川から乗り込んできたJOもCöLoAに敗れたがベストバウトを見せた。
シンフォニーサウンドに疾走感のある刻みが加わり、ジャッジ陣も身を乗り出してJOのBEATを聞き入った。

 -北海道連覇の行方は

Boost最後の総合チャンピンを決める決勝戦のカードはYUTA vs CöLoA。

年間ポイントランキング1位のCöLoAと、SHOW-GO・HIROに続く北海道勢3連覇を狙うYUTAが対峙した。

YUTAは「今年も北海道がもらいます」と1本目のターンから気合十分。
トラップミュージックを用いたBEAT構成で的確なパンチを与えていった。

対するCöLoAも予選を1位で通過した勢いそのままに渾身のBEATをぶつける。
迫力のある基礎音の上に得意の引き声をミックスさせたパフォーマンスは唯一無二。ドロップの度に会場は大きなうねりを見せた。

ジャッジ4人とオーディエンス票を入れた計5票で勝敗を決める形となったが、一方に3票以上の有効票が入らず結果はドロー。

三代目総合チャンピオンの行方は延長戦へ。最後の60秒1本ずつの持ち時間が、Boostに終止符を打つ最後のバトルとなった。

延長戦でCöLoAが最後に選んだのはヒューマントラップ。
既にこれまでのバトルで疲労が蓄積されているはずだったが、残された引き出しを使って確実に山場を演出した。

後攻に回ったYUTAも動じることなく正面から勝負を仕掛ける。
独特のグルーヴを作り出してCöLoAへ提示すると、オーディエンスからは大きな歓声があがった。

お互いが死力を尽くしたバトルは、Boostのラストに相応しい名勝負となった。

そして三代目総合優勝を決める瞬間に手が挙がったのはYUTA!!

絶対に優勝するという意気込みで参戦したYUTAが見事その想いを現実にした。

これでGrand Boost Championshipの歴代優勝者は、SHOW-GO・HIRO・YUTAと3年連続で北海道勢が勝ち獲る結果となった。

今後Boostの復活は未定だが、もし活動を再開した際はGrand Championshipの開催地はYUTAに決定権が与えられている。

Grand Boost Championship vol.3は大団円を迎えて終了。

年間述べ数百名が参加してきたイベントは4年間で30都市、計50回の開催を記録した。

Boostに参加した若きプレイヤー、そして運営や開催に携わった全ての人達が、これからのBEATBOXの未来を築いていくのかもしれない。

開催日:2019.6/22(SAT)
会場:札幌Bessie Hall
エントリー費:¥2,500(別途1D)
観戦: ¥2,000(別途1D)
※小学生以下は1Dのみで入場可

【JUDGE】
HIRO

TATSUAKI
SHOW-GO

【WINNER】
YUTA

【DJ】
HIKONET
MILK

【MC】
ジャイノビ